Galileo Projectは、一般公開のUAP映像で最も欠けがちな測定値の一つである距離について、実地試験に成功したと報告した。Avi Loebプロジェクト責任者は7月20日の更新で、ラスベガス周辺の離れた3地点の赤外線観測所が同じ飛行物体を捉え、三角測量で距離を計算できたと説明した。
sphere、hideout、wildhorseと名付けられた装置は、約10.2、10.1、2.0キロの辺を持つ三角形を構成する。Loebによると、プロジェクトの博士研究員Regina Sarmientoが5月30日に検出された対象を解析した。複数地点の画像から観測所まで約20~30キロと算出され、報告された誤差は数百メートルにとどまった。
対象は未確認のままではなかった。軌道と時刻はADS-B信号を送信する航空機と一致した。Loebによれば、画像から求めた距離と独立したADS-B航跡は1%未満の差で一致した。したがってこれは既知の航空機を使い、観測網が距離を正確に復元できるかを試す校正事例である。
距離が重要なのは、角運動だけでは物体の実速度、大きさ、高度を決められないためだ。近くの昆虫と遠方の航空機が、カメラ上では似た横切り方をすることもある。今回の結果は異常なUAP主張を裏付けるものではないが、通常の航空交通を除外し、距離と飛行データの照合後も未説明の観測に詳しい分析を集中させる方法を示している。

