The Paper.が7月13日に報じたところによると、Roswell Daily Recordは事業を停止し、秩序ある清算手続きに入ると発表した。同紙は世界で最も有名なUFO事件と結びつく以前からニューメキシコ州南東部を伝えてきたが、その123年の歴史が閉じられる。
経営側は売却または持続可能な別の運営形態を引き続き模索するとしたが、実現する保証は示していない。The Paper.が引用した発表には、買い手、日程、新聞資料を保存する具体的な計画も記されていなかった。
同紙の起源は1891年創刊の週2回刊行紙にさかのぼり、1903年に日刊化した。国際的な知名度を決定づけたのは、陸軍飛行場の発表を伝えた1947年7月8日付一面の「ロズウェル地域の牧場で陸軍航空隊が空飛ぶ円盤を回収」という見出しだった。軍は間もなく気象観測気球との説明に切り替えた。
廃刊に先立ち、事業は長期的に縮小していた。The Paper.によれば、発行部数は1万2千部を下回り、2024年11月に紙面を週3回へ減らし、2025年10月には印刷を外部委託した。今回の判断はロズウェル論争の新展開ではなく、地方紙全体を圧迫する経営環境の中に位置づけられる。
UFOアーカイブにとって重要なのは、同紙が1947年の物語が社会に広がった過程を示す一次資料であり、その後も地域報道を担ってきたからだ。有名な一面は当時の当局者と記者の発言を記録するが、回収物の正体をそれだけで立証するものではない。紙とデジタルの資料が今後も閲覧できるかは、未解決の重要な課題となった。

