United States / 2020 / 係争中
ロサンゼルスの「ジェットパック人物」報告
ロサンゼルスの「ジェットパック人物」は、追跡された一つの連続物体ではなく別々の航空報告である。2020年8月30日、進入中の乗員が滑走路25Rの約10マイル・ファイナル、高度約3,000フィートで人型物体を報告。10月14日にはチャイナエアライン乗員がCulver City付近、高度約6,000~6,500フィートで光る物体を短時間見た。2021年7月28日にはKalitta Air機長一人がLAXの東約15マイル、高度5,000フィートで赤みのある人間大の物体を報告した。FAAのレーダー確認に明瞭な航跡はなく、公開FBI資料も操縦者や装置を特定していない。LAPDヘリは別にCentury City北方でJack Skellington型の気球を撮影したが、気球説を妥当にするだけで、日時・場所の違う全報告を解決しない。
この事例には議論がある。アーカイブは主張を保存しつつ、証拠と解釈を分けて示す。
- 資料状況
- 資料は充実
- 主な場所
- Los Angeles, California; separate reports near LAX
- 出典基盤
- 6 件のリンク記録
- 研究用途
- 比較ケース
記録が確立すること
ケース資料
最も記録が整う起点は2020年8月30日夕方である。FAA事象通知は、複数機がLAX滑走路25Rの10マイル・ファイナル、高度3,000フィートで「ジェットパックの男」を報告し、回避操作や運航影響はなくLAPD航空支援へ通知したとする。FBI資料はAmerican Airlines 1997便を最初とし、約1分後の別報告を記す。これは乗員の発言記録であり、人物、推進装置、連続航跡の認証ではない。
FAA担当者は8月事象の表示・生レーダーデータを確認した。内部メールは報告地点に仮航跡も確立航跡もなく、後の生データ確認にも少数の一次反射はあるが追跡対象はないとする。これは負のセンサー証拠で、何も存在しなかった証明ではない。人型気球、小型ドローン、小型装置は空港レーダーに映りにくい可能性がある。ただし動力飛行を支える公開レーダー航跡はない。
10月14日は別の遭遇である。FAA・FBI資料はChina Airlines CAL006便をLAX北東、Culver City上空付近、高度約6,000~6,500フィートの降下中とする。乗員面談では光る暗色物体が前方を約1~2秒横切り、色と距離の記憶は一致しない。FAA生レーダー解析に決定的な一次航跡はない。FAA内部メールは、乗員が後に正体を確認できず、先行報道が「jetpack」呼称に影響したと記す。8月の記述や場所を継承させてはならない。
別の警察観測が通常物の比較例となった。2020年11月6日、LAPD航空担当者は、ヘリ乗員が前日にCentury City北方、高度約2,500フィートで気球に遭遇したとFBIへメールした。公開資料と後の報道はJack Skellington型の膨張物とする。一方、後のFBI面談は警察遭遇を12月5日と記し、公開ファイル内に日付矛盾がある。いずれでも8月・10月の進入経路で撮影された物ではなく、それらと同一とは特定できない。
2021年7月28日報告も地理的に別である。FBI面談は、Kalitta Air機長が最終進入中、高度5,000フィート、LAXの東約15マイルで、機体右約500フィートの物体を見たとする。観察は7~8秒、赤みがあり高さ5~7フィート。他の2人は別作業中で見ていない。公開記録は先行報告の知識が最初のjetpack連想に影響したと明記する。沖合とする要約もあるが、FBI面談はLAX東方に置く。
捜査は実在jetpack、マネキン付きドローン、気球を検討した。業界関係者への面談はタービン騒音、短い航続、上昇下降の難しさ、離着地点不明を強調する。これらは無許可有人飛行を不利にするが、各報告で気球かドローンかを一意に選ばない。LAPD気球は人型膨張物が該当高度に達し得る実例だが、全報告への普遍的照合ではない。
確認した公開記録に検証済み事件写真、回収装置、登録、発進地点、特定操縦者はない。結論は限定的である。訓練された乗員が安全上の報告を行い、FAA・FBI・LAPDが対応したが、公開証拠はjetpack飛行を確認しない。日ごとに場所、時間、色、目撃者数が異なるため、一連の報告として扱いC / DISPUTEDを維持する。
タイムライン
- 複数乗員が滑走路25Rの10マイル・ファイナル約3,000フィートで人型物体を報告し、LAPD航空支援へ通知。
- FBIが通知を受け捜査開始。FAAはレーダー、音声、事象記録を収集。
- FAA確認で8月報告位置に仮・確立レーダー航跡なし。
- CAL006がCulver City付近約6,000~6,500フィートで別の光る物体を1~2秒目撃。
- 翌日のLAPDメールではCentury City北方約2,500フィートでJack Skellington型気球に遭遇。別FBI項目は後に12月5日と記載。
- Kalitta Air機長1人がLAX東約15マイル、高度5,000フィートで赤みのある人間大物体を報告。他2人は未見。
- 後続報道が警察の気球画像を公開。FBI・FAA声明は目撃未検証で気球が作業仮説とした。
LAX jetpack報告の質問
本当にLAX付近で人がjetpack飛行した?
公開記録は確認しない。視覚的比喩で、操縦者、装置、離着陸は未特定。
別々の報告はいくつ?
2020年8月30日、10月14日、2021年7月28日を中心とし、他の手掛かりは統合せず注記する。
レーダーは物体を追跡した?
8月は明瞭航跡なし、10月は決定的一次航跡なし。
LAPD映像で解決した?
別地域の高空に人型気球が飛んだことは確認するが、日時・場所は航空報告と一致しない。
2021年7月の報告地点は?
FBI面談はLAX東約15マイルの最終進入上で、沖合ではない。
最も支持される説明は?
気球・人型ドローンが確認有人jetpackより公開証拠に合うが、全報告への単一モデルは未証明。
出典
- [1] アーカイブFAA記録:2020年8月30日LAX報告Federal Aviation Administration / FOIA mirror
- [2] アーカイブFAA記録:2020年10月14日CAL006報告Federal Aviation Administration / FOIA mirror
- [3] アーカイブFBIロサンゼルスjetpack報告ファイルFederal Bureau of Investigation / FOIA release mirror
- [4] 報道記事最初のLAX操縦士報告の同時期報道FOX 11 Los Angeles
- [5] 報道記事LAX jetpackと通常説明の同時期検討Los Angeles Times
- [6] 報道記事LAPD気球画像と作業仮説の後続報道NBC Los Angeles
主図は本サイト作成の時系列で事件証拠ではない。LAPD気球映像は別日時・場所で、検証済み航空遭遇画像は転載しない。
